「速さ」とは何か?












「速さ」とは「距離」である。

決して「スピード感」と結び付けて考えてはいけない。

あくまで「速さ」=「距離」=「長さ」なのだ。

だから、速いとか遅いとかいう表現は禁句。

でも、問題文では「兄の方が弟より速いとか遅いとか・・・」書いてあるよ。

そう、だから「変換」が必要だ。

「スピード感」を表す日本語表現を「長さ」を示す表現に「変換」すること。

このことによって「長さ」を意識できたときはじめて「線分図」とリンクする。

つまり「スピード感」ではなくて「距離感」が大事。

「スピード感」を抱えたまま(講師も生徒も)安易に「線分図」に

たよると、線分図の解説に「動き」が伴い混乱しちゃうの。

「速さ」は時間経過を規定することによる距離の大小でのみ語れ!

そして「スピード感」はダイヤグラムの「傾き」でのみ解説すること。

っと、もともと加速度は無視してるんだから(笑)、

もともと「速さ」を「スピード感」と捉えること自体ナンセンス。

とにかく「距離」で勝負なのだ。

だからといって「時速・分速・秒速」の定義から入りゃあいいってもんじゃない。

ってところが算数の講師の腕のみせどころなんだけど。

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